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【倫理】共通テスト2021語呂解説

大学受験
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共通テスト 倫理 2021

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第1問   源流思想

問1 共同体 1.①

①ペテロ:イエスが死後に復活、救世主とみなす教団を形成

②荀子:性悪説、礼治主義、礼によって人々の性質を矯正

③董仲舒(前漢):五常の道  孟子(仁・義・礼・智)の四徳に信を加える。

         天人相関説、天と人の本性には密接な関係がある。

④シーア派:預言者の血統を受け継いだカリフがウンマを治める。

問2 パウロ  2.②

原始キリスト教の代表的宣教者

イエスの十字架上の死を贖罪、信仰によってのみ義とされる。

a 福音:喜ばしい知らせ、イエスの教えや行い 「私は福音を恥としない」

b 「ユダヤ人を「はじめ、ギリシア人にも」   ユダヤ人:選民思想、ユダヤ教

c 「人が義とされるのは律法の行いによるのではなく、信仰による」

  律法:神ヤハウェが課した宗教的・倫理的・儀式的要求、ユダヤ教における宗教的戒律

問3 ヘレニズム 3.①

エピクロス:快楽主義、煩わしさのない魂の状態、アタラクシアに理想と求める。 

「隠れて生きよ」 あらゆる苦痛や精神的な不安などを取り除いた魂の状態が幸福

②エピクロス:一時的な身体的な快楽ではなく、永続的な精神的快楽を理想

③ストア派:「自然に従って生きる」

      情念のない魂の状態、アパティアに理想を求める禁欲主義

④ビュロン(ギリシア):あらゆる考えについても根拠を疑うことは可能

                あらゆる判断を留保

問4 上座部仏教、慚愧  4.③

慚:自分自身によって引き起こされる、慎みという人間の内的な本性 →自己に由来

愧:外的な世界によって引き起こされ、他者への恐れという本性   →他者という外的な原因

問5 規範や社会秩序  5.③

ジャイナ教:ヴァルダマーナ―(開祖)、バラモンの祭祀否定、不殺生(アヒンサー)、断食

①ユダヤ教、唯一絶対神(ヤハウェ)との契約、神がモーゼに授けた十戒、律法の遵守

②孟子:性善説、徳治主義:仁義に基づく王道を武力による覇道と区別

④アリストテレス:

  ・理性に基づく知性的徳、観想的生活(テオリア)を送るところ、最高善

  ・中庸を選ぶ習慣に基づく習性的(倫理的)徳、正義

      ・全体的正義:徳全体が備わっている。

      ・部分的正義(特殊的正義)

         ・配分的正義:各人の業績に応じて配分

         ・調整的正義:各人の損益特質を平等にする。

問6 荘子  6.①

荘子(道家):「荘子」、絶対無差別、 万物斉同:すべては等しい

                  逍遥遊 :天智自然に身を委ねる

       聖人を範とすることが、多くの刑罰をもたらしている。

③墨子:墨家の開祖、兼愛:広く平等に愛する。→ 儒家の説く愛を差別的な別愛として批判

④老子:道家の開祖、「大道廃れて仁義あり」、儒家を批判

問7 イスラーム 7.④

ムハンマド(開祖)、ムハンマドに下された神の啓示をまとめた『クルアーン』を聖典

イスラーム:利子は禁止、 喜捨(ザカート):五行の一つ

b シャリーア:信徒の生活全般を規定するイスラームの掟

        『クルアーン』やムハンマドの慣行(スンナ)に基づいて成立

問8 ソクラテス、キケロ  8.①

プラトンの『ソクラテスの弁明』:評判や名誉ばかり気遣うのは恥

キケロの『友情について』:極度に恥ずべきことにならない限り手助けすべき

第2問 日本の思想

問1 古事記  9.③

絶対的な究極的な神は登場しない。

問2 阿弥陀仏  10.①

a  阿弥陀仏が住まう極楽浄土での往生が浄土信仰で願われた。

   

現生利益:現生で神仏から授かる利益、奈良・平安仏教で加持祈祷と結ぶつく

b  末法思想:仏の教えだけが残り、正しい修行も悟りもないその後の1万年

問3 道元  11.②

日本曹洞宗の開祖、只管打座による心身脱落と修証一等

a ひたすら座禅に打ち込み、一切の執着から解き放たれる →只管打座による心身脱落

b 修行とは悟りの手段ではなく、悟りそのもの      →修証一等

法然:専修念仏  ←南都六宗の華厳宗、明恵が批判

親鸞:悪人正機説、凡夫は自力によって悟りを開くことはできない。

空海:三蜜の修行によって仏と一体になることができる、即身成仏

問4 林羅山(朱子学者)  12.②

上下定分の理:天理によって君臣上下の関係もまだ定められている。

存心徳敬  :心の中に敬をもつべき

荻生徂徠(古学派):中国の古典や聖賢の文辞に直接触れる。

問5 町人社会  13.③

ア× 石田梅岩:石門心学

正直:正当な仕方で利益を増やす   倹約:物と人とを活かす

商人の買利は士の禄に同じ、商人の利益を社会的役割に対する報酬

イ〇 井原西鶴:浮世草子作家

享楽的現世を浮世として描く

町人たちが自らの欲望に従って富を追求する姿、恋愛に熱中する姿、描く

問6 日本の思想家  14.⑤

ア 丸山真男:『日本の思想』、伝統的な日本の思想のあり方、様々な思想の「雑居」にすぎない。

イ 小林秀雄:近代批評の確立、『様々な意匠』

ウ 吉本隆明:国家や社会組織の本質を問い直す、『共同幻想論』

問7 南方熊楠  15.④

神社合祀によって神社やその境内の森林が破壊されることに反対、「鎮守の森保護運動」推進

①中江兆民:東洋のルソー、フランス民権思想の影響、自由民権運動の理論的指導者

②柳田国男:『先祖の話』、常民、歴史書に記載されない無名の人々、

               その生活や習俗を明らかにする  →民族学を創始

③田中正造:足尾鉱毒事件、農民の側で反対運動

問8 高村光太郎  16.④

芸術作品の永遠性:無限の大元から存在し、今後無限に存在するとしか思えない

無所属的公共物、万人のものとなる

第3問 西洋近代・現代思想

問1 良心 ルター、エリクソン 17.①

ルター 「私はここに立っている」   エリクソン:アイデンティティ(自我同一性)

①   × 信仰、政治的、経済的、知的な意味 → 自ら現実に向き合う、アイデンティティ見出す

②   現実世界に対峙 → 自らのアイデンティティを確立しよとする努力

③   人間としての尊厳があらゆる人に備わっている

④   平等、民主主義、自己決定といった一連の概念へ通じる道を開く

問2 デカルト:大陸合理論 18.③

方法的懐疑論に従い、物心二元論を展開、高邁の精神による情念の統御

高邁の精神:身体と結びついた情念左右されず、主体的に統御、自由で気高い精神

①   モンテーニュ(モラリスト):「我何を知るか(ク・セ・ジュ?)」、懐疑主義的な精神

自分が独断、偏見、不寛容に陥っていないかどうか謙虚に自己吟味を続ける。

②   モラリスト:あるがままの人間の姿を観察、自由な表現形式で人間の生き方を探究

パスカル:デカルトの高邁な精神、幾何学的精神として重視しすぎていると厳しく批判

③   〇 高邁:情念を主艇的に統御、自由で気高い精神

④   絶対確実な真理:「われ思う、ゆえにわれあり(コギト・エルゴ・スム)」

第一原理から出発   → 物心二元論(精神と身体・物体を区別)」を展開

機械論的な自然観を基礎付けようとする合理的な精神:理性的な思惟

精神を統御する理性的精神:高邁

問3 ルソー(仏):啓蒙思想家 19.④

特殊意思を放棄して、一般意思に従う社会契約説を展開

良心のことを無視し続けける     → 苦境に喘ぐ人のことを軽視する風潮

良心をもう一度呼び戻すことは難しい → その痛みを感じなくなってしまう

問4 キルケゴール(デンマーク)  20.⑤

実存の三段階

一 快楽を求める美的実存

二 良心に従う倫理的実存

三 神の前にただ一人立つ宗教的実存、単独者のあり方

問5 空想的社会主義  21.⑤

オーエン、サンシモン、フーリエ

マルクス、エンゲルス:科学的社会主義、産業家の善意に訴えた単なる願望として批判

問6 フッサール(独)  22.②

現象学:哲学と語学の基礎を明らかにする、ハイデカーに影響

ア〇 科学的見方や日常的見方による自然的態度を

一旦停止するエポケー(判断中止)によって、

      事象(事柄)そのものへ迫ることができる。

イ×  ヘーゲル:精神現象学

自覚、自己意識を精神の基本的働き、

他者との関係を通じてその自己を外化する  → 自由を獲得できる

問7 どう生きるか  23.①

a ア  「私だって、絶対に止められたはず。」 → 自分は行動することができた

b ウ  「止めることもできるってこと」    → 自分で自分を決定することができる。

問8 良心      24.③  

良心の痛みは自分のことを大切にしなさいという合図

第4問 現代の諸課題と倫理

問1 歴史の中での人間のあり方  25.④

ヨナス(独):未来倫理、自然破壊に対する責任、現在の世代が将来の世代に対して責任を持つ 

①   リオタール(仏):ポストモダン(脱近代)、  世界全体を解釈する「大きな物語」に対し

現代、具体的な状況を思索する小さな物語が求められる。

②   フーコー(仏):知の考古学、 近代の特徴、理性による権力支配、狂気の排除

③   レヴィ―=ストロース(仏):構造主義、

未開社会と文明社会に共通する文化的体系(システム)を深層構造として明らかに

問2 パーソナリティー  26.①

ア.      ユング(スイス):リビドー(心のエネルギー、関心の方向)の方向性、内向型と外向型

クレッチマー(独):精神医学者   分裂気質:細長型、 

循環気質(躁鬱気質):肥満型、 

粘着気質(てんかん)気質:闘志型

イ.      シュプランガー(独):理論型、経済型、審美型、社会型、権力型、宗教型

オルボード:成熟した人格の特徴  

問3 マスメディア  27.③

リップマン;マスメディアによる世論操作の危険性

      ・大衆が情報を事実として受け取る傾向

      ・選択や加工、単純化などを経たイメージ

      ・人が間接的にしか体験できないもの

問4 青年期における様々な葛藤やストレス  28.⑥

フロイト(欧):無意識の媒介:リピドーが蓄えられているエス(イド)

a.無意識から湧き上がる欲望

  社会規範を心の内に取り入れた超自我

  自我:欲望と超自我を調整

b.問題焦点型対処:ストレスとなる問題や状況に目を向け、それらを変える方法を模索する

  情動焦点型対処:ストレスとなる状況に伴う衝動を軽減する

問5 バリアフリー  29.②

誰もが不自由なく日常生活を送れるように、バリア(障害)となるものを生活環境から取り除く

問6 歴史、自然中心主義  30.④

a. 歴史、見方次第で様々に書ける  ← 何でも恣意的に取捨選択していいか?

                   戦争などの犠牲者を歴史から消してはダメ

b. 自然の生存権:環境倫理における自然中心主義、

人間だけではなく自然にも生存の権利を認めるべき

問7 記憶の定着  31.④

実験の手順と結果

問8(1) マルクス(独)   32.②

科学的社会主義、エンゲルスとともに

①   ヘーゲルの影響、唯物論の立場から歴史を弁証法的に捉え、唯物史観を主張

②   精神活動という上部構造、物質的生産活動という土台(下部構造)によって規定

③   資本主義の生産様式、発展的な生産力と固定的な生産関係の矛盾から階級闘争

④   プロレタリア革命 → 社会主義 → 共産主義

問8(2) ベンヤミン、歴史  33.⑤

歴史

a.過去の事実を正しく記録

b.様々に書ける、忘れられつつある人々を再び思い出させる歴史をかくことができる。

c どの出来事にも意味、全てを書けないが、過去のどの出来事も忘れてはならない。

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